パサつき改善は毎日の習慣から|髪が乾燥しやすい人が見直したい5つのポイント

パサつき改善は毎日の習慣から|髪が乾燥しやすい人が見直したい5つのポイント


「朝はまとまっていたのに、午後になると毛先が広がる」

「髪を触るとゴワゴワして、以前より硬く感じる」

「ヘアオイルを使っているのにツヤが続かない」

「カラーを繰り返すようになってから、乾燥が気になる」

こんな髪の変化を感じていませんか?

パサつきが気になると、

「もっと良いトリートメントを使ったほうがいいのかな?」

「オイルを変えれば改善するかな?」

と考える方も多いと思います。

もちろん、使うヘアケアを見直すことも大切です。

でも美容師としてお伝えしたいのは、

パサつき改善は、商品を一つ変えるだけで考えないほうがいい

ということです。

なぜなら髪は毎日、

洗う。

拭く。

乾かす。

とかす。

アイロンを使う。

紫外線を浴びる。

そして定期的にカラーをする。

こうしたさまざまな影響を受けているからです。

つまり大切なのは、

「何をつければパサつきがなくなるか?」ではなく、「毎日のどこで髪に負担がかかっているか?」

を見つけること。

今回は美容師の視点から、パサつき改善のために見直してほしい毎日の習慣についてお伝えします。

そもそも「パサついた髪」とはどんな状態?

パサつきという言葉はよく使いますが、感じ方は人によって違います。

毛先が広がる。

ツヤが出ない。

指が引っかかる。

髪が硬く感じる。

静電気が起きやすい。

朝きれいにしてもまとまりが続かない。

こうした状態をまとめて「パサつく」と感じている方も多いと思います。

そのため、

パサつき改善を考えるなら、自分が何を「パサつき」と感じているのかを確認すること

が大切です。

乾燥なのか。

ダメージなのか。

広がりなのか。

うねりなのか。

毛先の引っかかりなのか。

状態によって、見直すポイントも変わってきます。

パサつき改善① シャンプー前のお湯の温度を見直す

毎日のヘアケアで意外と見落とされやすいのがお湯です。

寒い時期などは、熱めのシャワーが気持ちいいですよね。

でも、パサつきが気になっているなら、

必要以上に熱いお湯を使っていないか

一度確認してみてください。

そして、シャンプーをつける前には髪と頭皮をしっかり濡らします。

「シャンプーを何に変えるか」

だけではなく、

シャンプー前からヘアケアは始まっている。

そんな意識を持つだけでも、毎日の髪の扱い方は変わります。

パサつき改善② 濡れた髪をゴシゴシ扱わない

お風呂から出たあと、

タオルで髪をゴシゴシしていませんか?

急いでいると、ついやってしまうことがあります。

しかし濡れている髪は、乾いているときとは状態が違います。

だからタオルドライするときも、

「水分を力いっぱい拭き取る」のではなく、髪をやさしく扱う

ことを意識してみてください。

毎日一回の小さな違いでも、1年間なら何百回もの積み重ねになります。

パサつき改善というと特別なケアを探したくなりますが、

実はこうした、

毎日繰り返している行動を見直すこと

も非常に大切です。

パサつき改善③ ドライヤーを「乾かすだけの道具」にしない

「ドライヤーは髪が傷みそうだから、自然乾燥しています」

という方もいらっしゃいます。

しかし、パサつきが気になる方ほど、

濡れたまま長時間放置しないこと

を意識してほしいと思います。

ポイントは、ただ熱風を当て続けることではありません。

まず根元付近から乾かす。

同じ場所だけに熱を当て続けない。

毛先に必要以上に熱を当てない。

乾いている部分へ長時間ドライヤーを当て続けない。

こうした使い方を意識します。

そして乾かす前に、今の髪に合ったアウトバスケアを使う。

パサつき改善では、

「何をつけるか」と「どう乾かすか」をセットで考える

ことがポイントです。

パサつき改善④ ヘアアイロンの使い方を確認する

毎朝アイロンを使う方も増えています。

ストレートアイロン。

カールアイロン。

どちらもスタイルを作るためには便利な道具です。

一方で、

「高い温度で何度も同じところを通している」

「まだ少し湿った髪に使っている」

「毛先だけ毎日何回もアイロンしている」

という場合は、一度使い方を確認してみてください。

パサつきを感じると、

トリートメントを増やすことばかり考えてしまいます。

でも、

毎日髪へ与えている負担そのものを見直す

という考え方も必要です。

これは美容室での施術にも同じことが言えます。

髪をきれいにすることと、

できるだけ余計な負担を増やさないこと。

この両方を考えることが、長期的な髪の美しさにつながると思っています。

パサつき改善⑤ カラーした後こそホームケアを大切にする

カラーした直後は、

「美容室できれいになったから大丈夫」

と思うかもしれません。

でも、本当に大切なのはその後です。

例えば、2か月に一度美容室へ行くとします。

美容師が髪を見られるのは、その中のわずかな時間です。

残りの日々に髪を扱うのは、お客様自身です。

だから僕は、

美容室での施術とホームケアを別々に考えないこと

が大切だと思っています。

美容室で状態を確認する。

必要な施術をする。

自宅での扱い方を決める。

次回来店時に髪の変化を確認する。

そして、またケアを調整する。

パサつき改善は一回の施術で終わらせるのではなく、

美容師とお客様が一緒に髪の変化を追いかけていくこと

が理想だと考えています。

オイルをたくさんつけてもパサつきが気になる理由

「乾燥するから、オイルをたっぷりつけています」

という方もいらっしゃいます。

もちろんオイルが悪いわけではありません。

ただ、

たくさんつければ、必ず髪そのものの状態が良くなるとは限りません。

つけた直後はツヤが出る。

手触りも良くなる。

でも洗ったら、またパサつきが気になる。

もしこの状態を繰り返しているなら、

「表面をきれいに見せること」以外にも目を向けるタイミング

かもしれません。

髪のコンディションを考えるときには、

水分。

油分。

タンパク質。

CMCなど、

さまざまな要素があります。

一つだけを増やすのではなく、

今の髪に何が必要なのかを見極めること

が大切です。

40代以降のパサつき改善は「昔と同じ」を疑ってみる

僕がお客様の髪を担当していると、

「若い頃は何を使っても大丈夫だったのに」

という話を聞くことがあります。

これは非常に大切な言葉だと思っています。

以前と同じシャンプー。

以前と同じ乾かし方。

以前と同じアイロン。

以前と同じカラー。

でも、髪の感じ方が変わってきた。

それなら、

今の髪に合わせてケアを変えていく

という選択肢があります。

これは「年齢だから諦める」ということではありません。

むしろ逆です。

今の状態をきちんと見て、

今必要なものを選ぶ。

僕はそれが、年齢を重ねてからのパサつき改善には大切だと考えています。

美容室でトリートメントした翌日からが本当のヘアケア

美容室でトリートメントをすると、

「すごくツヤが出た!」

「指通りが全然違う!」

と喜んでいただけることがあります。

美容師として、とてもうれしい瞬間です。

でも僕たちが本当に考えなければいけないのは、

その翌日からの髪です。

1週間後。

1か月後。

そして次回来店の日。

美容室へ来たその日だけきれいでも、毎日の生活で髪が扱いにくかったら、本当の意味で満足していただけているのだろうか。

そんな疑問をずっと持ってきました。

だから、

サロンケアとホームケアを一つにつなげたい。

という考えが強くなりました。

その考えからViváte Hをつくりました

僕たちが開発しているホームケアブランドが、

Viváte H(ビバテ)

です。

僕たちが目指しているのは、

「パサついたから油分を足す」

「乾燥したから水分を与える」

だけのヘアケアではありません。

髪が水分を保持しやすい状態を考えながら、

毎日のシャンプー、トリートメント、アウトバスまでを一つの流れとして設計する。

そのために、

ウルトラファインバブル。

水素。

ミネラル。

ケラチン。

CMC。

ミロタムヌス。

などを組み合わせています。

目指しているのは、

「髪の健康寿命をのばす。」

ことです。

美容室でつくった美しさを、その日だけで終わらせない。

次回来店まで。

そして、その先まで。

髪の状態をできるだけ良く保つためのホームケアをつくりたいと考えています。

パサつき改善で一番大切なのは「続けられること」

高価なトリートメントを一度だけ使う。

特別なケアを月に一度する。

それも一つの方法です。

でも僕がもっと大切だと思っているのは、

毎日無理なく続けられること。

お湯の温度を意識する。

髪を強くこすらない。

濡れたまま寝ない。

アイロンの使い方を見直す。

乾かす前に髪を守る。

自分の髪に合ったシャンプーやトリートメントを使う。

一つひとつは、とても小さなことです。

でも髪は毎日触ります。

だからこそ、

小さな習慣の積み重ねが、これからの髪を考えるうえで大切になる

と僕は思っています。

まとめ|パサつき改善は「特別な1日」より「毎日の積み重ね」

パサつき改善のために、新しい商品を探すことも一つの方法です。

でも、その前に一度、

自分が毎日髪に何をしているのか

を振り返ってみてください。

熱いお湯を使っていないか。

タオルで強くこすっていないか。

濡れたまま長時間過ごしていないか。

アイロンを必要以上に高温で使っていないか。

カラー後のホームケアを何となく選んでいないか。

パサつき改善は、

傷んでから何かをするだけではなく、毎日の負担を少しずつ減らしていくこと

からも始められます。

美容室で髪をきれいにする。

自宅でその美しさを守る。

そして次回来店時に状態を確認する。

この繰り返しが、

5年後、10年後の髪につながっていく。

僕たちが目指しているのは、

一日だけきれいに見える髪ではありません。

これから先も、自分の髪を好きでいられること。

髪から美しさの本質美をつくる。

そして、

髪の“美しさ”の、“寿命”を伸ばす。

パサつき改善も、その未来をつくるための毎日の小さな一歩だと考えています。