白髪は染めたい。でも真っ黒にはしたくない。美容師が考える自然な白髪染め

「白髪は気になるけど、真っ黒に染めるのは嫌」

「白髪染めをすると、なんだか急に老けて見える気がする」

「できれば、もう少し自然で柔らかい髪色にしたい」

そんなふうに思ったことはありませんか?

鏡を見るたびに、

「あ、また白髪が増えた」

と気づく。

最初は数本だった白髪が、

いつの間にか気になる場所に増えている。

だから美容室に行って染める。

染めた直後は、

「やっぱり白髪がないといいな」

と安心する。

でも、ふと鏡を見ると、

「……ちょっと黒すぎない?」

と思ってしまう。

そんな経験をしている女性は、少なくありません。

白髪は隠したい。

でも、

「白髪を隠すためだけの髪色」にはしたくない。

本当は、

もっと自然に。

もっと柔らかく。

今の自分に似合う髪色でいたい。

そう思うのではないでしょうか。

実は、

白髪染め=髪を真っ黒にする

というわけではありません。

大切なのは、

「白髪をどう隠すか」だけではなく、

これから白髪が伸びてきたときに、どう見えるかまで考えてカラーを設計すること。

ここを変えるだけでも、

白髪との付き合い方は変わってきます。

 

 

「白髪が嫌」なのではなく、「白髪が目立つのが嫌」なのかもしれない

白髪が気になると、

「白髪をなくしたい」

と思いますよね。

でも、少し考えてみてください。

本当に嫌なのは、

「白い髪が存在すること」でしょうか?

それとも、

「白髪が目立って、疲れて見えたり、老けて見えたりすること」

ではないでしょうか?

ここは、とても大切なポイントです。

もし、

「白髪があること」そのものではなく、

「白髪が目立つこと」が気になっているのであれば、

選択肢は「真っ黒に染める」だけではありません。

白髪をしっかり染める方法もあります。

少し明るさを残す方法もあります。

髪全体の色とのバランスを考える方法もあります。

そして、

白髪が伸びてきたときのコントラストを考える方法もあります。

つまり、

「白髪を消す」だけが正解ではない

ということです。

白髪染めをすると、なぜ暗くなりやすいの?

白髪をしっかり染めようとすると、

どうしても暗めのカラーを選ぶことがあります。

特に、

「白髪を絶対に目立たせたくない」

という気持ちが強いと、

白髪をしっかり染めることを優先して、

暗い色になりやすくなります。

もちろん、

「白髪をしっかり染めたい」

という希望も大切です。

白髪が気になっているのに、

「染まっていない」

と感じるのは嫌ですよね。

だから、

しっかり染めること自体が悪いわけではありません。

ただ、ここで考えておきたいのが、

「染めた直後」だけではなく、「1か月後、2か月後はどう見える?」

ということです。

カラーは、

美容室を出た瞬間で終わりではありません。

むしろ、

そこから次の美容室までの時間のほうが長い。

だからこそ、

未来の髪まで考えてカラーを選ぶことが大切です。

 

暗く染めるほど、白髪が伸びたときに気になりやすいことも

例えば、

髪をかなり暗く染めたとします。

染めた直後は、

白髪もしっかり隠れて、

髪全体がきれいに見えます。

「これでしばらく安心」

と思いますよね。

ところが、

2週間、3週間、1か月……。

少しずつ根元が伸びてくる。

すると、

「なんだか白いところが目立つ」

と感じるようになります。

なぜでしょうか?

それは、

暗く染めた髪と、伸びてきた白髪の色の差が大きいから。

黒に近い髪色の中に白い部分が出てくると、

どうしてもコントラストが強くなります。

すると、

「また染めなきゃ」

となる。

そして、

またしっかり染める。

また暗くなる。

また白髪が伸びて目立つ。

また染める。

この繰り返しです。

もちろん、

白髪をしっかり染めることが必要な時期もあります。

でも、

「白髪が気になるから暗くする」

という方法だけではなく、

「白髪が伸びてきても、なるべく気になりにくい状態をつくる」

という発想も持っておきたいところです。

「じゃあ、明るくすればいいんですよね?」

ここで、

「じゃあ明るい髪色にすればいいんじゃない?」

と思うかもしれません。

確かに、

暗い髪色より明るい髪色のほうが、

白髪とのコントラストを弱くできる場合があります。

ただし、

ここにも大きなポイントがあります。

今までのカラー履歴です。

これまで何度も暗く染めてきた髪を、

いきなり理想の明るさにするのは簡単ではありません。

今までどんなカラーをしてきたのか。

どのくらい暗くしていたのか。

白髪はどのくらいあるのか。

髪の太さは?

ダメージは?

現在の髪色は?

人によって全部違います。

だから、

「明るくしたい」

という希望だけで判断するのではなく、

「今の髪から、どうやってそこに近づいていくか」

を考えることが大切です。

一気に変えなくてもいい

ここは、白髪染めで悩んでいる方にぜひ知っておいてほしいことです。

理想の髪色は、

一度のカラーで完成させなくてもいい。

例えば、

今までかなり暗めに染めていたのであれば、

まず少しだけ明るさを変える。

次のカラーで、

また少し調整する。

その次に、

さらに自然な色へ近づける。

そんなふうに、

何回かのカラーを通して変えていく方法もあります。

急いで変えるのではなく、

髪の状態を見ながら少しずつ。

そのほうが、

髪への負担を考えながら、

自分に似合う明るさを探していくことができます。

そして何より、

「前よりちょっと好きかも」

という変化を楽しめます。

「全部同じ色」にしなくてもいい

もう一つ、

意外と見落とされやすいのが、

髪全体を全部同じ考え方で染めなくてもいい

ということです。

白髪が特に気になる場所。

顔まわり。

分け目。

こめかみ。

トップ。

人によって、

白髪が気になる場所は違います。

だから、

すべてを同じように染めるのではなく、

どこをしっかり染めるのか。

どこに自然な明るさを残すのか。

どこをどう見せたいのか。

そうやって考えていく。

すると、

「白髪は染まっているのに、髪全体は真っ黒ではない」

というバランスをつくれる可能性があります。

もちろん、

どこまでできるかは髪の状態によって変わります。

だからこそ、

美容師とのカウンセリングが大切になります。

 

白髪を「敵」にしない

白髪が増えてくると、

つい、

「白髪=悪いもの」

と考えてしまいます。

でも、

白髪があること自体が悪いわけではありません。

年齢を重ねることで、

髪も変化していきます。

大切なのは、

その変化をどう扱うか。

完全に隠すのか。

自然に馴染ませるのか。

少し明るく見せるのか。

自分のライフスタイルに合わせて、

どこまで白髪と付き合っていくのか。

正解は一つではありません。

だから、

「白髪があるから、黒く染めなきゃ」

ではなく、

「私はこれから、どんな髪でいたい?」

と考えてみる。

これが、

白髪染めを変えていく最初の一歩になるかもしれません。

実は「美容室に行かない期間」も大切

そして、

もう一つ考えてほしいことがあります。

それは、

美容室に行っていない日の髪です。

美容室では、

髪の状態を整えて、

カラーをして、

トリートメントをして、

きれいに仕上げてもらう。

でも、

家に帰れば、

毎日のシャンプーがあります。

ドライヤーがあります。

紫外線や乾燥など、

日々の生活もあります。

次に美容室へ行くまで、

何週間も自分の髪と付き合っていくことになります。

だから、

自然な白髪染めを考えるなら、

カラーの技術だけではなく、

「次の美容室まで、髪をどう扱うか」

まで考えてみてほしいと思います。

美しい髪色は、髪のコンディションでも変わる

同じカラーをしていても、

髪の状態によって、

見え方が変わることがあります。

髪がパサついている。

まとまりにくい。

毛先が乾燥している。

そんな状態だと、

せっかく美容室でカラーをしても、

「なんとなくきれいに見えない」

と感じることがあります。

逆に、

髪がまとまっていると、

自然なツヤが出て、

カラーの印象も変わって見えます。

だからこそ、

白髪染めを考えるときは、

「何色に染めるか」だけではなく、「その髪をどういう状態で保つか」

まで考えていく。

 

これは、

年齢を重ねるほど大切になってくる考え方だと思いますホームケアも「白髪を隠す」ためではなく、髪を大切にするために

そこで、

毎日のホームケアについても、

一度見直してみてください。

「美容室に行ったから、あとは何でもいい」

ではなく、

美容室でつくった髪を、

次に美容室へ行くまでどう大切にするか。

そのための選択肢の一つとして、

Viváte BIJU System「美寿」

があります。

美寿は、

美容室での仕上がりだけを考えたものではなく、

毎日のヘアケアという視点から、

髪の美しさを考えるためのシリーズです。

「白髪染めをしたから絶対にこれを使わなければいけない」

というものではありません。

髪質も違えば、

カラーの頻度も違う。

毎日の生活も違います。

だからこそ、

必要な人が、

必要なケアを選べばいい。

もし今、

「美容室ではきれいになるけど、家に帰ると髪がまとまらない」

「カラーを楽しみながら、普段の髪も大切にしたい」

と思っているのであれば、

ホームケアという選択肢を考えてみるのも一つです。

大切なのは、

商品を使うことそのものではありません。

自分の髪を、毎日の生活の中でも大切にすること。

その考え方です。

白髪染めを「我慢」から「楽しむ」に変える

白髪が増えると、

「また染めなきゃ」

「白髪が出てきた」

「もっと頻繁に美容室に行かないと」

と、

少し憂鬱になることがあります。

でも、

本来、美容室に行く時間は、

自分をきれいにするための時間です。

だから、

白髪を隠すためだけのカラーではなく、

「今の自分に似合う髪色にしてみよう」

「少し柔らかい色にしてみよう」

「次はもう少し自然な明るさにしてみよう」

と、

楽しめるものに変えていってもいい。

白髪が増えたからといって、

おしゃれを諦める必要はありません。

むしろ、

これまでとは違う髪色が似合うようになることもあります。

白髪染めは「今」だけではなく「未来」まで考える

白髪染めで大切なのは、

1回で理想の明るさにすることではありません。

今の髪の状態を確認して、

過去のカラー履歴を見ながら、

これからどんな髪色にしていきたいのか

まで考えることです。

「白髪は染めたい」

でも、

「真っ黒にはしたくない」

その2つは、

必ずしも両立できないわけではありません。

今の髪の状態によっては、

少しずつ明るくしていく。

染める場所によって考え方を変える。

白髪を完全に隠すのではなく、

目立ちにくくする。

そして、

美容室でつくった髪を、

毎日のホームケアで大切にしていく。

そんな選択肢があります。

もし、

「白髪は気になるけど、もう真っ黒な白髪染めは卒業したい」

と思っているなら、

美容師に、

「白髪は染めたい。でも、これから少しずつ自然な明るさにしていきたい」

と伝えてみてください。

そしてもう一つ、

「家では、どんなケアをしたらいいですか?」

と聞いてみてください。

髪色を変えることだけが、

白髪との付き合い方を変える方法ではありません。

美容室でのカラー。

次のカラーまでの過ごし方。

毎日のホームケア。

その全部がつながって、

今の自分の髪をつくっています。

大切なのは、

今日だけきれいにすることではありません。

これから先も、自分の髪を好きでいられること。

白髪を「隠さなければいけないもの」と考えるのではなく、

自分らしい髪色を楽しむきっかけにしてみる。

そして、

その髪を毎日のケアで大切にしていく。

白髪が増えたからこそ、

今までとは違う自分の髪の楽しみ方を見つける。

そんな選択肢があってもいいのではないでしょうか。